皆さんは「障がい者の社会参加」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。「これからの時代において、とても重要なものである」という認識をお持ちの方も多いことと思います。
しかし、実際に「どのようにして障がいを持った方々と関わっていくか」と問われると、明確な答えをお持ちの方はなかなかいらっしゃらないと思われます。
「どう接したらよいのかわからない」、「なんとなく難しそうなイメージがある」。それが正直な思いではないでしょうか。それも当然のことです。普段、障がいを持った方々と接する機会の無い方達にとっては、全く未知の世界なのですから。
しかし、障がいがあっても「働きたい」、「人の役に立ちたい」と積極的に社会に貢献したいという気持ちを強く持っている方が沢山居ます。
我々は、その気持ちを実現させたいと考えています。そのために、障がいを持った方々と共に考え、共に悩み、共に行動し、共に喜びたいと考えています。これまでの固定観念や既成概念を捨て、唯一無二の支援を行い、新しい形の福祉貢献を目指しています。
私達と一緒に株式会社FIBで新しい福祉を作っていきましょう。我々の思いを共有し、障がいを持った方々の夢の実現をサポートしたいという「熱い志」を持った方と、共に働くことを楽しみにしています。
社会では、一定の年齢になったら働くということが当たり前のことになっています。その思いは障がいを持った方々も一緒ですが、障がいを持った方々が実際に社会に出て働こうとすると、解決しなければならない課題が沢山出てきます。難しい問題が出てくることもあります。そこで、社会に出て一般就労する前に「働く素地を身に付ける場所」で、訓練することが必要になってきます。その訓練の場が「ジョブズ」・「ジョブズeast」です。
就労訓練の場は大きく分けて、施設内就労と施設外就労とがあります。施設内就労では、食品の箱折作業や雑線の分別作業、自社製品(クラフト製品等)作成作業などを行なっており、施設外就労では、リサイクル業社での作業や自動車メーカーでの洗車作業、農作業、清掃作業などを行なっています。いずれも訓練を通じて、仕事のスキルを身に付け、就労に向けた素地作りを行なうことを目的に活動しています。
そのため支援員には、利用者さまが自分に求められている役割を理解することからはじまり、仕事を効率的に進めるための段取り、チェックの方法等、実践的就労スキルを指導していくことが求められてきます。また、「時間を守る」、「挨拶をする」、「返事をする」、「分からないことは聞く」といった、社会人としてのマナーを身につけていただくことも必要になってきます。
このように、ジョブズ、ジョブズeastの支援員には、ビジネスの基本全般を丁寧に指導していくことが求められるのです。
介護系事業所での支援にあたりしっかりと理解しなければならないことは、私達の仕事はサービス業であるということです。
入浴や排泄、食事等の介護、創作的活動の提供を実施することが基本ではありますが、それだけでは十分ではありません。真に満足されるサービスを提供するには、相手の求めているニーズを理解することが必要であり、その為には利用者のことを「知る」ということが何より重要になってきます。介護系事業所ではこのことが特に重要になると考えています。
利用者さまのことを深く知り、特性を理解し、利用者さまの人生の一部を共に築き上げていく。そして、利用者さまが自分でできることを増やし、生きていく力を身に付けて行く。これこそが介護系事業所に求められることであると考えています。
それは、とても難しく、責任の重い仕事であると言えます。そこには、正解もありません。時には大いに悩むことも、挫折することもあるかもしれません。
しかし、より良い支援を目指し、日々模索し続けることこそが「利用者の笑顔」、「真に喜ばれる支援」に繋がっていくと私達は信じています。そして、利用者が見せてくれる笑顔が、私達を笑顔にしてくれます。
何気ない日々が利用者の人生の大切な1日であることを胸に刻み、その重さを受け止めながら、利用者さまの笑顔のために支援に取り組む意欲を持っている。そんな方を私達は求めています。
昨日よりは今日、今日よりは明日。
今はできないものを何とかやり遂げたい。そんな思いを大切にし、プロとしての仕事の基本を学びます。
初心者やブランクのある方でも、安心の教育・研修制度の場があります。
知識だけでなく体得を目指します。